八卦掌と體術のよもやま話

月: 2023年7月

83-30.審査

そろそろ審査を考える時期となりました。

今まで全部一緒くたにして来ましたけど

ある程度自分の實力を客観的に

知っておいた方がいいと思うのです。

自分の技の出来上がり、

威力を知ることと、その技がどれくらい相手に対して

使えるのかを自覚しておく事です。

技の威力は功の深さで見ます。

功が深ければ

深いほど技の威力、キレが増します。

また相手に対してどれくらい使えるか、というのは

初めは組手や対打で観ますが

最終的には 組手、対打ではなく

ある指定された型、套路の仕上がりで見る様にします。

まずは技の威力ですが

双按、掌打で観ますが

この時 細かい条件を設定します。

套路をやってから掌打を放ちます。

詳細は後ほど現場で説明します。

初級レベル、中級レベル、上級

レベルと区分けします。

技の使い方は後ほど説明します。

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令和五年七月二十八日

83-29.天井を見る

先日 新聞の記事で 

猫背を治したいなら天井を見ると良い 

という記事を見つけました。

要点は ただ背中を反らせるというのではなく 

天井を眼で観る というところにあります。

眼でしっかりと観て 認識することで身體に

対する影響力を高めるというわけです。

自分は背筋はしっかりとしてる、と

思っていたのですが 

三点倒立をして見て 

その違いを認識することが出来ました。

天井を観てからの三点倒立がやり易いのです。

自分でも氣が付かぬうちに胸椎が

歪んでいたのです。

按や拳での打撃が効かないのは

背骨が歪んでいる事もあるのだ、

とも氣がつかされます。

天井を観ることで本来の威力を回復します。

後は 歪みが是正されることで身長が伸びますね。

まあこれは元に戻るのだと思いますけど。

大體3乃至4cm位は伸びます。

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令和五年七月十八日

八十三の二十八.足の裏

樁法の説明です。

これは王向齊伝の杭樁法です。

通常の站樁法や套路の稽古でも使えます。

初心者のうちは足裏の湧泉穴(土踏まず)を意識して立ち、

中級者になると脚跟(踵)を使い、

上級者では脚前掌(上足底、爪先)を意識して立ちます。

套路の稽古時も初心者は湧泉穴に意識を墜とし、

中級者は脚跟に墜とし、

上級者になると脚前掌に體重を載せると良いでしょう。

以前から太極拳の名人の人間離れした跳躍力に

納得行かなかったのですが

これで氷解しました。

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令和五年七月十一日

八十三の二十七.太極拳の棍

以前からやろうと思ってた太極拳の棍法を始めました。

身心を調えるのと

棍の基本的な扱い方を身に付けるのに手頃です。

武技を身に付けるのに

素手だけでは理解し難いところがよくわかりますし、

ゆっくり動きますので

自分の理解が浅かった所もハッキリして

身體の隅々まで意識が通る様になります。

ただ 精神的には疲れますね。

しかし そのせいで素手の武技にも良い影響を及ぼし 

技のキレも良くなります。

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令和五年七月四日

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