前回の説明動画です。
背筋が伸びてる時とそうでない時の比較です。
軽く腕を伸ばして手を下げるだけなのですけど
背筋が伸びてる時は
相手の體が崩れますけど
そうでない時は崩れません。
下腹が前に出てたり
首、頸椎が前傾してたりすると
やはり崩れないのです。
これは按出をする時でも同様です。
姿勢って大事なのだなぁと感じさせる實験になりました。
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令和五年十二月二十六日
前回の説明動画です。
背筋が伸びてる時とそうでない時の比較です。
軽く腕を伸ばして手を下げるだけなのですけど
背筋が伸びてる時は
相手の體が崩れますけど
そうでない時は崩れません。
下腹が前に出てたり
首、頸椎が前傾してたりすると
やはり崩れないのです。
これは按出をする時でも同様です。
姿勢って大事なのだなぁと感じさせる實験になりました。
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令和五年十二月二十六日
形に「功」を入れることで形は技になる。
それを型という。
その為には「功」とは何ぞや
ということを理解しておくことが必要になる。
功とは意識の實體化したものと思えば良いだろう。
意識を指先まで流して動かす。
攻のない形だけの型は役に立たないので
力を入れることで代用しようとするのであるが、
これが力を抜けない最大の理由であろう。
歳を取ると胸椎が丸くなるので
意識して胸椎を伸ばす様にしなければならない。
背骨が真っ直ぐに伸びて来ると
意識が腹までスッと落ちていくのを感じられる。
腹に落ちた意識は下腹部に集め さらに脚まで落とす。
カカトから足先まで意識が行き渡るとドッシリとした
所謂 上虚下實となる。
その状態を保ちつつ型を演じる。
すると手足の先を少し意識してやるだけで技が効く。
型になったのである。
ただここまでできる様になっても
今までのクセでつい腕力を使ってしまうことがあるので
注意しながら動かす。
吾々は功を使える様になっても
つい力を使った動きになりやすいので
ここは慎重に自分の意識を操作する様にしなければならない。
という訳で
最終的には自分の意識をどう制御出来るかということになる。
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令和五年12月21日
最近の稽古は套路が練功法になる様に工夫しています。
それでも練功法は練功法として
稽古する必要はあるのですが、
練功法の形式に捉われることなく
色んなやり方で練功ができるようになりました。
太極拳の開式一つ摂っても
始めはそれが練功法であるとは認識できませんでした。
昔の人が太極拳の開式だけで三年は稽古してたと
話には聞いていましたが
成る程と納得した次第です。
吾々は太極拳の発生地の人たちから見るとガイジンです。
同じ様には理解も修得も出来ません。
それで迂遠な様でもまず練功法を学んで見につけ
それから套路に中身を入れるやり方が
確實な套路の修得方法だと思います。
それでもここまで来るには
氣の遠くなる様な時間がかかるでしょう。
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令和5年12月13日
形意拳の開式を研鑽しているうちに
見えて来るものがあります。
それは技をどう見るかということです。
技は形としてしか現せませんから
闘いの形態として捉えていることが殆どですが
長年研鑽を積んでいるうちに
見えて来るものがあります。
それは技とは闘いの形式を学ぶものだけではなく
その中身が重要なのだということです。
拳でいうと當たると相手が壊れる、
手刀だと斬れるということ、
もちろん實際に斬れるわけではないのですが
斬れるように見えるということです。
これは相手に対して
破壊的な威力を与えられるということです。
その要点は身體の使い方にあります。
身體の使い方の深いところは意識の使い方、
コントロールにあるのです。
こうなって来ると
既存の考え方では間に合わなくなってきます。
意思、想念、感情の順に身體の運用力は上がっていきます。
何々しようとするより
イメージする方が身體は操作しやすいのです。
もっと具體的に説明しますと
ある動きをするのに手がどう、足がどう、動きがどうと
考えながらするより
ある動きの姿を思い描きながらする方が
よりレベルが上がりやすいのです。
これは紙より薄く鉋掛けをする人のことや、
ミクロン単位で金物を削る職人がいると言う事實で
説明できると思います。
このような細かい作業をする場合
手足がどうのこうの言っていられないと思うのです。
吾が形意拳でも最後は
この様な想念を使うレベルになると言うことです。
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令和五年十二月七日
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