八卦掌と體術のよもやま話

月: 2026年5月

八十六の十八. 幽體を考える

まずお断りしておきます。

この私のブログ内での

「幽體」と言う言葉を定義しておきます。

アジア大陸東部の

チャイナやコリアでいう「氣」と言うものと

同じ意味で使っています。

心霊現象でもこの言葉を使いますが 

使い方が少々少し異なります。

では何故 チャイナで言う「氣」と言う言葉を

使わぬのかというと

吾が國での「氣」とは精神作用だけを指し、

物質的な要素を一切含んでいないように

感ずるからです。

幽體を取り入れる時 

幽(かす)かな 銀鼠色のガス状のモノ、氣體を

意識します。

吸氣と一緒に體内に取り入れ、

その時全身の毛穴、汗腺も開いて取り入れます。

次に汗腺や毛穴を閉じ 

體外に漏らさぬようにして下半身、脚部に

押し込むようにします。

この呼吸法を続けていると 

體調がよくなり 痛み、ダルさも改善します。

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令和八年五月二十八日

八十六の十七. 本物の刃物を使う意味

剣の套路の稽古は真剣を使うと

動作や形が上手くなります。

これは刃物を使うことで

自分自身が傷付かないように

注意するようになるからです。

木剣でしたら斬れないからと

軽くみてしまうのです。

真剣を使うと套路の順序も

丁寧、正確になります。

真剣を使っての稽古にある程度慣れてから 

木剣を使うと刃筋が立ち

集中できますから 

軽く相手に當てても利きます。

ただ初心のうちは 

自身を傷つけることがありますからお勧めできません。

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令和八年五月十九日

八十六の十六. 綿中蔵針とは

綿中蔵針とは読んで字の如く 

「綿の中に針を含むが如く」と言うことで

太極拳の技の有り様を説明したものです。

柔らかい中に針が有る様な状態

を説明したものです。

尤もこの場合の「針」と言うのは 形状 

つまり細く鋭く突き刺す様なもの ではなく 

その性質、働きを現します。

触ると 柔らかく有るのに

針のように鋭敏に反応する と言う事です。

動画では形意拳の套路で説明しています。

硬く見える形意拳なはずなのに

柔らかく相手を跳ばしています。

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令和八年五月十二日

八十六の十五. 爪先立ち

今回は爪先立ちです。

詳説するとかなり長くなりますので 

簡単に説明します。

踵に重心をおきますと

安定はするのですが 動きが鈍重になります。

足のつま先から踵にかけての骨格を見ても 

脛の骨は踵より前に降りてます。

途中を端折って結論から言いますと、

重心は爪先寄りに置くべきです。

四つ脚の動物は 

ほとんど踵を使っていません。

馬などは蹄鉄をしてますが

あれはどうみても 爪先立ちでしょう。

では踵は使わないのか言うと 

そうではありません。

停止状態の時、

バランスをとるのに適しています。

運動状態の時は  

爪先寄りに重心を落としています。

體重の按分は 

爪先九割 

踵一割

くらいでもいいのではないかと思います。

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令和八年五月七日

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