八卦掌と體術のよもやま話

月: 2024年4月

84-16.武術の方角(捕捉)

前回の捕捉説明です。

南に朱雀、北に玄武、

東に青龍、西に白虎と配置したら 

今度は地球の方角から離れて活用します。

これが、ここのところが

吾々日本人には理解し難いところなのです。

つまり 青龍、白虎、朱雀、玄武を東西南北に拘泥せず

自分の正面を朱雀、背後を玄武、

左を青龍右を白虎として扱うのです。

余談ですが日本の家相が外れ易いのは 

南は朱雀、北を玄武、東を青龍、西を白虎と

固定して判断するからだと思うのです。

更に追加です。

東北は うしとら、 艮(ゴン)

東南は たつみ、  巽(ソン)

西南は ひつじさる、坤(コン)

西北は いぬい   乾(ケン)

と呼ぶ事にします。

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令和六年四月二十六日

84-15. 拳法、武術の方角

通常の太極拳は左右の移動が殆どなのですが

私のところで教えている太極拳は 

斜めへの移動もあるので 特に初心者には解り難い様です。

多分八卦掌の影響を受けているのだと思います。

風水の助けを借りてまとめてみました。

URLを貼っておきます。参考にしてください。

https://www.ndl.go.jp/koyomi/chapter3/s2.html

注意点として南北が逆になっています。

通常の地図は北が上になりますが 

これでは南が上にきます。

それから これは迷ったのですが

上に朱雀(すざく、  南を顕わす)

左に青龍(せいりゅう、東を顕わす)

右に白虎(びゃっこ、 西を顕わす)

下は玄武(げんぶ、  北を顕わす)

とします。

理由はその方がインパクトが強いからです。

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令和六年四月十九日

84-14. 走り方を学ぶ

随分と奇妙なことを言うと思われるかもしれませんが 

これは人間は認識的存在であると言うことを

理解されてたら納得されるはずです。

通常 吾々人間は何事でも学習してないことは

できないものなのです。

いや 自分は習わずとも出来た、

と言う人があるかもしれませんが

それも何処かで 氣がつかぬうちに身に付けていたに

過ぎないものです。

歩くことですらも学習することにより

出来る様になるのです。

昔 オオカミに育てられた子供という人が、

確かインドの話だったと思いますが、

いたそうです。

彼らは生きている間 四つ足で走り 

食事も皿にかぶりつく様にして食べてたそうです。

人間としての基本的な事すら習わないと出来ないのです。

ここに教育の必要があります。

本能で出来ることもあるにはあるのですが 

動物と比べるとその割合は

極端に低いのです。

走る事でも 走り方を習ってないと まともに走れないのです。

この場合足より腕の振り方から覚える必要があります。

それから足の動かし方、呼吸の仕方でともかく簡単ではありますが 

まともに走れる様になります。

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令和六年四月十一日

84-13. ウォーミングアップについて

武術の世界では

あまりウォーミングアップの必要性については

語られない様ですが 

先日の事 力が抜けなくて身体が硬い人に

アドバイスしようとして氣がつきました。

力を抜きなさいと言うよりも 

身體を暖める方が効果的なのです。

身体を暖めるのには ウォーミングアップ、

それに一番手っ取り早いのには走る事、

つまり ジョッギングです。

ジョッギングの目的は早く走ることではなく、

身體を暖め、関節や筋肉、意識を緩め 

動きやすくすることです。

大體ですが五分から

十五分も走れば良いでしょう。

軽く汗ばむ程度にします。

走る速さは子犬が走る程度です。

お喋りしながらで結構です。

呼吸が乱れて来たらやめます。

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令和六年四月三日

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