八卦掌と體術のよもやま話

月: 2025年3月

85-12.騎馬での刀法

今回の題目もかなり変わってます。

騎乗しながら刀で斬りつけるとどうなるのか 

その反動をどう捌いているのか

氣になります。

考えてみました。

真横に一直線に刀を出して

斬って(動画では當ててます。)みました。

結果は自分が振り回されるか、

肩に強い衝撃を感じました。

一方斜めにして當ててみると相手が崩れます。

斜め度がキツイほど自分の受ける

衝撃は少なくなります。

ただ 相手から近くなり

相手の反撃を受けやすくなります。

このことから馬上で使う刀は湾曲している方が

使い易いことが解ります。

このことを形意拳の劈拳で使ってみると

面白い 興味深い事が判りました。

つまり 威力を出すためには 

必ずしも 強く打ち出す必要はなく、

それどころか

無用ではないか 

ということです。

掌打を打つ時 殆ど肘を伸ばし切らないで

下に湾曲させて

固定する様にして前方に進む 

だけで良いということになります。

このことはコロンブスの卵ですね。

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令和七年三月三十一日

85-11.武道一般を学ぶ

太極拳などの

ナマの筋力を使わない武術を学ぶ際には 

通常の筋力を使う武術をも 

理解しておく必要があります。

何故なら筋力を使わない技術が

効果を現すことができなかった時に 

何故 効果がないのかを追求する 

ということができなくなり 

結果として

太極拳の否定になってしまうことがあるからなのです。

その為には

空手やボクシングなどから入って

太極拳までの道筋を予め知っておく

必要があります。

断っておきますが これは何も

空手やボクシングより

太極拳が強いとか 上級だとか

云っている訳ではありませんので念のため。

この空手、拳法やボクシングから太極拳、

八卦掌までの流れを一通り知っておく、

追体験しておくのが 

武道一般を知るということなのです。

このことは 

ただ 空手、拳法やボクシングを稽古しておけば良い、

という訳では無く 

どの様にして空手や拳法が太極拳まで変化、

発展していったのかを

自覚できるような、

つまり 太極拳の発展 生成の歴史を

追体験することであります。

これは出来上がった太極拳の稽古をするだけでは

不完全なのですから。

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令和七年三月二十八日

85-10.纏絲勁を套路に使う

纏絲勁を套路に使ってみました。

上歩打擠の『擠』の部分です。

首を動かしているのは肩甲骨をよく使うためです。

まともに喰らうとかなり危険な技になります。

今回は以上です。

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令和七年三月十九日

85-9. 創作八卦掌 其の2

創作八卦掌です。

ウチでは勝手にシンコウシキ八卦掌

と称しています。

心身共にしっかり伸ばすことを良しとしています。

少し慣れたら 

捻りとかうねりの伝達を考えます。

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令和七年三月四日

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