八卦掌と體術のよもやま話

月: 2025年4月

85-16. 何故體術、氣功なのか

何故 太極拳や八卦掌は

體術や氣功に拘るのでしょうか。

答えは簡単です。

説明します。

太極拳の先人達は闘う時 

離れて闘うより

接近して闘う方が有利なのではないか

と氣がついたのです。

しかし接近していると力を使い難いのです。

そこで

吾々が通常使用している

筋力を使わない方法を開発したのです。

氣とか

シンクロなどの體術的な方法です。

先人達は長い年月をかけてそれらを開発しました。

氣を沈めると

通常より少ない力で相手を制することが出来る、

というのもその一例です。

健鍠關塾ホームページのURL  https://sekijuku.com

令和七年四月三十日

85-15 . 劈拳で試す

騎乗しての斬り付けを

形意拳の劈拳で試してみます。

動画を参照して貰えばわかると思います。

劈打で當てると軽く跳びます。

劈打を当てる時 

當った反動 肘が曲がったり

肩甲骨が退がったり

しない様にするのが難しいです。

健鍠關塾ホームページのURL   https://sekijuku.com 

令和七年四月二十三日 

85-14.刀の素振りと太極拳の連関

普通はこの二つは何の関連もないと思われていますが、

よくよくみてみると

と云っても無理矢理関連付けたのですが

まあ あります。

この太極拳の套路、攬雀尾ですけど、

此処の「採」という所の動きと似ています。

動きというより動きの中身です。

實はこの様なことは他でもあります。

別に刀の素振りでなくとも構わないのですが 

私のところではこの「刀の素振り」を

拳法、體術の基本練習として学んでおります。

健鍠關塾ホームページのURL  https://sekijuku.com

令和七年四月十六日

85-13.騎馬での刀法を考える

今回のテーマは前回の続きです。

立っている相手に斬りつける場合は

自分の脇に刃を寝かせる様にします。

この様に 横をすり抜ける様に斬る場合は

問題無いのですが

真正面から斬りつける場合は如何でしょう。

刃先を斜め上に向け前方に

平行移動します。

斬りつける動きをしないのです。

形意拳の劈拳を想定します。

通常は掌打を下方に振り降ろしますが、

騎馬の場合は振り降ろさずに 

肘を下方に湾曲させ指先は天に向け前進します。

この場合は馬に騎乗している訳ではありませんから 

一歩前進します。

文字にしますと

凄く煩雑になりますから動画を参照して下さい。

こうする事で

かなり少ない力で相手を打ち跳ばせます。

慣れるまでかなり時間がかかります。

ホームページURL        https://sekijuku.com 

令和七年四月十日

Powered by WordPress & Theme by Anders Norén