今回のテーマは 

稽古の質を向上させるのに大切なことです。

動画で説明します。

これは稽古の主旨を

しっかりと説明してなかった私のミスなのですが

居合刀の素振りの時 

両肘を伸ばす様に指示しています。

理由はその方が

両肘の力を 

居合刀に有効に伝達できるからなのです。

一、前の肘を伸ばし 後ろの肘は緩めておく

二、後ろの肘を伸ばし 前の肘は緩めておく

三、両方の肘を伸ばしておく

四、両方の肘を緩めてた時

以上です。

それぞれの状態でどの時が最も強いのかを

試すつもりだったのですが

説明無しで 

始めたものですから

私と相手の単純な力比べ、

となってしまったのです。

これは肘の伸び具合で

力の入り方に差が出る、

つまり斬れ具合に差が出る

ということを確かめたかったのです。

一応単なる力比べなら相手の方に利があります。

では何故この様なことをするのか、

ということですが、

實際の闘いで長い時間力を

入れ続けられるということは出来ません。

全力の一割から二割 

あるいはもっと少ないのです。

この様な技はその様な時に有効に働くのです。

この動画では(三)の時が最も強くなります。

鍠關塾ホームページのURL 🅾️ https://sekijuku.com

令和七年五月七日