居合刀を抜く稽古をしていると
思う様に抜けない事が
よくあります。
これは
左手での鞘を引く動作が
不完全なために起こるのです。
一般には
『腰を開け』と言われているものです。
これを無くすためには
ゆっくりと 丁寧に刀を抜く
稽古を繰り返すしかありません。
まず 腰を開き、
左の手で鞘を引き、
それから右の手で刀を抜く、
といった動作をゆっくり、
丁寧に、愚直に繰り返す事です。
決して速く勢いよく抜く、
といった稽古では無いのです。
この動作をしていると氣が調ってきます。
それから氣が乱れぬ様に注意し、
徐々に早くしていきます。
まぁ、氣が調ってくると
速くする必要もなくなってしまうのですが。
これも氣功となります。
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令和七年六月十九日