技とは 形と動きです。
正しい軌跡をなぞる事から始まります。
静止した形の技の開始から終了まで
正確に軌跡をなぞる事が要求されます。
大體の軌跡と動き(つまり型が)が身に付いたら
今度は相手に仕掛けてみます。
ここで相手に有効だったらOKです。
しかし殆どの場合はそうは上手くいきませんので
ここからが本當の稽古となります。
通常、技が効かない場合、
技を効かせようとして 力んだり、早くしてみたりしてしまい、
これでは単なる力技になってしまいます。
そのため筋トレをやったりしていますね。
吾が教室では通常とは反対に
リラックスして より柔らかく、よりゆっくり
するように心掛けています。
ゆっくり 柔らかく型を稽古していますと
ある時から技が効く様になってきます。
ただこれは自分の主観的な感覚であり
他から つまり客観的に見ると
力強く早く見えるのです。
無駄をギリギリまで削ぎ落としたものなのです。
この場合 早いというのは「目にも留まらぬ早さ」というより
「ゆっくり見えているのに 追い付けない」という様に顕れます。
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令和六年五月四日