このことは武術の世界ではよく言われています。

これは纏絲を利かせるためなのです。

纏絲を利かせて 撥する勁力のことを

纏絲勁と言います。

ただ この技術は誤解されて伝わっています。

まぁ 誤解というより正確に伝わってない、

と言った方が正しいかもです。

それは何かというと 

通常一般に伝わっているやり方ですと 

勁力が相手の體内に伝わりません。

拳打が相手に當るまでに

纏絲の動作が終了しています。

しかし 本来の目的は

勁力を相手に伝達して倒すことにあるはずです。

ですから纏絲を

本来の目的通りに使おうとするならば 

拳打なり掌打なりが

相手の身體に當ってから撥する、

つまり纏絲が相手の身體に喰い込み

内部でエネルギーを發するのを良し、

とするはずです。

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令和七年五月十六日