八卦掌と體術のよもやま話

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85-15 . 劈拳で試す

騎乗しての斬り付けを

形意拳の劈拳で試してみます。

動画を参照して貰えばわかると思います。

劈打で當てると軽く跳びます。

劈打を当てる時 

當った反動 肘が曲がったり

肩甲骨が退がったり

しない様にするのが難しいです。

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令和七年四月二十三日 

85-14.刀の素振りと太極拳の連関

普通はこの二つは何の関連もないと思われていますが、

よくよくみてみると

と云っても無理矢理関連付けたのですが

まあ あります。

この太極拳の套路、攬雀尾ですけど、

此処の「採」という所の動きと似ています。

動きというより動きの中身です。

實はこの様なことは他でもあります。

別に刀の素振りでなくとも構わないのですが 

私のところではこの「刀の素振り」を

拳法、體術の基本練習として学んでおります。

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令和七年四月十六日

85-13.騎馬での刀法を考える

今回のテーマは前回の続きです。

立っている相手に斬りつける場合は

自分の脇に刃を寝かせる様にします。

この様に 横をすり抜ける様に斬る場合は

問題無いのですが

真正面から斬りつける場合は如何でしょう。

刃先を斜め上に向け前方に

平行移動します。

斬りつける動きをしないのです。

形意拳の劈拳を想定します。

通常は掌打を下方に振り降ろしますが、

騎馬の場合は振り降ろさずに 

肘を下方に湾曲させ指先は天に向け前進します。

この場合は馬に騎乗している訳ではありませんから 

一歩前進します。

文字にしますと

凄く煩雑になりますから動画を参照して下さい。

こうする事で

かなり少ない力で相手を打ち跳ばせます。

慣れるまでかなり時間がかかります。

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令和七年四月十日

85-12.騎馬での刀法

今回の題目もかなり変わってます。

騎乗しながら刀で斬りつけるとどうなるのか 

その反動をどう捌いているのか

氣になります。

考えてみました。

真横に一直線に刀を出して

斬って(動画では當ててます。)みました。

結果は自分が振り回されるか、

肩に強い衝撃を感じました。

一方斜めにして當ててみると相手が崩れます。

斜め度がキツイほど自分の受ける

衝撃は少なくなります。

ただ 相手から近くなり

相手の反撃を受けやすくなります。

このことから馬上で使う刀は湾曲している方が

使い易いことが解ります。

このことを形意拳の劈拳で使ってみると

面白い 興味深い事が判りました。

つまり 威力を出すためには 

必ずしも 強く打ち出す必要はなく、

それどころか

無用ではないか 

ということです。

掌打を打つ時 殆ど肘を伸ばし切らないで

下に湾曲させて

固定する様にして前方に進む 

だけで良いということになります。

このことはコロンブスの卵ですね。

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令和七年三月三十一日

85-11.武道一般を学ぶ

太極拳などの

ナマの筋力を使わない武術を学ぶ際には 

通常の筋力を使う武術をも 

理解しておく必要があります。

何故なら筋力を使わない技術が

効果を現すことができなかった時に 

何故 効果がないのかを追求する 

ということができなくなり 

結果として

太極拳の否定になってしまうことがあるからなのです。

その為には

空手やボクシングなどから入って

太極拳までの道筋を予め知っておく

必要があります。

断っておきますが これは何も

空手やボクシングより

太極拳が強いとか 上級だとか

云っている訳ではありませんので念のため。

この空手、拳法やボクシングから太極拳、

八卦掌までの流れを一通り知っておく、

追体験しておくのが 

武道一般を知るということなのです。

このことは 

ただ 空手、拳法やボクシングを稽古しておけば良い、

という訳では無く 

どの様にして空手や拳法が太極拳まで変化、

発展していったのかを

自覚できるような、

つまり 太極拳の発展 生成の歴史を

追体験することであります。

これは出来上がった太極拳の稽古をするだけでは

不完全なのですから。

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令和七年三月二十八日

85-10.纏絲勁を套路に使う

纏絲勁を套路に使ってみました。

上歩打擠の『擠』の部分です。

首を動かしているのは肩甲骨をよく使うためです。

まともに喰らうとかなり危険な技になります。

今回は以上です。

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令和七年三月十九日

85-9. 創作八卦掌 其の2

創作八卦掌です。

ウチでは勝手にシンコウシキ八卦掌

と称しています。

心身共にしっかり伸ばすことを良しとしています。

少し慣れたら 

捻りとかうねりの伝達を考えます。

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令和七年三月四日

85-8.相手の力を使うと云う事

太極拳や八卦掌でもそうですが 

相手の力を使うと云う事について

理解不足と云うことがあるように思います。

技を掛けられて

相手が跳ぶと云う現象は 

技を掛けてる術者の力だけでは

無い様です。

勿論 術者の膂力というのを

無視は出来ないのですが

其れだけでは

説明が付かないのです。

技を掛けられてる被術者の生理的、

心理的な反応をうまく

利用しています。

技を掛ける時 

そのような相手の反応を利用して、というか

反応にシンクロする様にしているのです。

例えば相手が足を前後に開き

両手を前に出して

突っ張っている様子を思い浮かべて下さい。

その突っ張っている手なり、

胸なりを軽く叩きます。

普通はそのまま何事もないのですが 

この時の 相手の、被術者の體内の力の動き、

エネルギーの動きを考えてみます。

前方から伝わったエネルギーは

胴體を伝わって後脚まで行き、

反動で術者の掌まで返ります。

この時の反動が被術者の體を

前向きに動かそうとしています。

術者は 自分の放ったエネルギーが

自分まで返ってくるのをイメージして打ちます。

それをもう一度被術者に返します。

すると相手は勝手に動き倒れてくれます。

もう一つは相手を打つ時 

こちらの意に沿う様に 

相手がこちらのエネルギーの方向に

シンクロしてくれるように、

相手の神経を刺激するような打ち方をします。

言葉にすると複雑で解り難いですが 

實際は自分のイメージが出来ると

わりと簡単です。

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令和七年二月二十五日

85-7. 酒呑み

バレンタインのウィスキーを呑みながら ふと思いました。

酒呑みは欠点だらけですが 

良いところも一つあります。

それは気前が良いということ。

普通 お金でもモノでも 

沢山持ってても

他人に気前よく上げたりしないのですが 

酒呑みは自分が一杯呑んで

良い気持ちの時は 気前が良いのです。

さあ呑め、やれ飲めといい、

飲まなかったら 俺の酒が呑めないのか、と絡むのです。

お金でもモノでも 

俺のお金が受け取れないのか、と 管を巻く人は

まあ珍しいですね。

これが酒呑み 唯一の長所です。




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令和七年二月十八日

85-6. 創作八卦掌

八卦掌を色々研究しているうちに 

沢山の発見がありまして 

私が学んだそのままでは 

物足らなくなり

自分で創意工夫を加えた八卦掌を創って見ました。

名称も変えた方が良いと思い 次のようにしました。

創作 シンコウシキ八卦掌

今回はその第一掌です。

動画を見てください。

この八卦掌の特徴は練功法を重視していて 

身體の伸び

ストレッチを重視しています。

太極拳や形意拳も変わってきました。

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令和七年二月十一日

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