體術のブログ

八卦掌と體術のよもやま話

19.動體視力 其の2.(82-38)

まず何はともあれ慣れることです。

グローブを嵌めて打ってみる、

それを發き跳ばす。

本人は慣れてるつもりでも テキトーにやってる場合がほとんどです。

パンチを見ずに出鱈目に發じいている。

しかもそのことに氣づいていない。

ユックリのパンチなのですから 

よく見たら軌跡が見え、正確に小手の部分に當て

發じける筈なのに出来ていない。

少し慣れるとダラけて 戯れあっているのですね。

しかも本人達は

真面目に稽古してるつもりなのですからね、いやはや。

そういう自分達の精神状態に氣がつくのもこの稽古の一環ですね。

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           令和4年10月26日

18.動體視力(82-37)

文字通り動いているものを視る力である。

歳を取ると衰えて来ると言われているのであるが、

ボクシングのスパーリングではこの能力が重視されるため、

このまではお手上げである。

これをなんとかしようと思って考えてみた。

歳を取るとクルマをユックリ走らせる人が多いのであるが 

これは惚けてるからというだけではなく動體視力が衰えて来て 

速く走らせると周りが見え難くなり恐怖するからである。

この対応策としてはゆっくり走らせたらいいのであるが 

道路上では周りに危険と迷惑を与えるのであるが 

スパーリングでは問題無い。

ワン、ツー、ワン、ツー、とゆっくりやるのである。

何しろ ゆっくりなので良く視える。

視えるからそんなパンチは撥い易い。

速く連続して撃ち込まれると、

パニックになって動きはデタラメになり

ミスを連発して自滅してしまう。

當然 技術の向上など夢のまた夢なのであるが 

ユックリ動くことで動きが視える様になり対応できるのである。

またユックリの動きに対応できる様になると 

自信がつき もう少し速くしても

目がついて来る様になるのである。

こうなればシメたものである。

この写真は「アケブ」である。こちらでは アケビと言うようだが 

吾が田舎では「アケブ」と呼ぶのが一般的です。

        令和4年10月17日

14.スパーリング その3(82-36)について〈先頭固定表示〉

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今回は立ち方とについて説明します。

これは左右への動きを重視した立ち方になります。

套路では前後への動きを重視した立ち方になり

脚幅は前後に開いたものとなるのですが 

左右への動きを重視した立ち方になると左右に開きます。

動く時も脚の踝を意識して横に動きます。

勿論これは初心者用のもので

慣れたら自由に動きます。

構えは 左半身の場合、左の胸(乳)に中心線が来る様に意識します。

手は左を高め、右はやや引いて低めにします。

左胸の(乳)の中心線をガードする様に構えます。

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令和4年10月13日

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