體術のブログ

八卦掌と體術のよもやま話

21.拳の握り方(82ー40)

またまた超初心者用のテーマです。

グローブを嵌めてみて あらためて拳の握り方に注意が向きました。

ボクサーがグローブを外して構えているのを見ると

殆どが指を軽く曲げ、特に親指は開いたままです。

いわゆる半握りの状態です。

この状態から當る瞬間に握っても 

拳は柔らかいままです。

ボクシング用のグローブを嵌めると

親指が握りにくいのです。

かなり意識して親指と小指を握り込まないといけません。

グローブを嵌めて物體を打つと

かなり意識していても指が開いてしまいます。

しかも自分が意識していないのにです。

これの補正には 拳をゆっくり物體に當てながら

親指と小指を握り直す必要があります。

それから拳頭を當てることです。

拳頭とは拳を握った時の

人差し指と中指の付け根の関節付近です。

慣れない人は第二関節付近を當ててます。

かなり慣れている人でも指の付け根と第二関節の間の指、

手骨を當てています。

拳頭を當ててる人は少ないです。

まともに拳頭を當てると動画の様に人が吹っ跳びます。

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令和4年11月8日

20.構え(82-39)

スパーリングの時の構えです。

以前「17」でも説明しましたが追加補足です。

動画を参照してもらうとわかりますが 

棒を2本使って意識する線を表しました。

「タテの線」と「マエの線」です。

乳と鼻の線を垂直に貫く線を「タテの線」、

それを前方に伸ばしたのを「マエの線」

と言うことにしました。

前方に出した掌が

「マエの線」を外側から護るようにして

被らないようにします。

後の掌は「タテの線」を後下方から囲むようにします。

風水で言うところの青龍と白虎です。

前方を青龍、後方を白虎とします。

「三尖相照」になります。

實際には構えを見て手直ししてやらないと難しいと思います。

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       令和4年11月1日

19.動體視力 其の2.(82-38)

まず何はともあれ慣れることです。

グローブを嵌めて打ってみる、

それを發き跳ばす。

本人は慣れてるつもりでも テキトーにやってる場合がほとんどです。

パンチを見ずに出鱈目に發じいている。

しかもそのことに氣づいていない。

ユックリのパンチなのですから 

よく見たら軌跡が見え、正確に小手の部分に當て

發じける筈なのに出来ていない。

少し慣れるとダラけて 戯れあっているのですね。

しかも本人達は

真面目に稽古してるつもりなのですからね、いやはや。

そういう自分達の精神状態に氣がつくのもこの稽古の一環ですね。

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           令和4年10月26日

18.動體視力(82-37)

文字通り動いているものを視る力である。

歳を取ると衰えて来ると言われているのであるが、

ボクシングのスパーリングではこの能力が重視されるため、

このまではお手上げである。

これをなんとかしようと思って考えてみた。

歳を取るとクルマをユックリ走らせる人が多いのであるが 

これは惚けてるからというだけではなく動體視力が衰えて来て 

速く走らせると周りが見え難くなり恐怖するからである。

この対応策としてはゆっくり走らせたらいいのであるが 

道路上では周りに危険と迷惑を与えるのであるが 

スパーリングでは問題無い。

ワン、ツー、ワン、ツー、とゆっくりやるのである。

何しろ ゆっくりなので良く視える。

視えるからそんなパンチは撥い易い。

速く連続して撃ち込まれると、

パニックになって動きはデタラメになり

ミスを連発して自滅してしまう。

當然 技術の向上など夢のまた夢なのであるが 

ユックリ動くことで動きが視える様になり対応できるのである。

またユックリの動きに対応できる様になると 

自信がつき もう少し速くしても

目がついて来る様になるのである。

こうなればシメたものである。

この写真は「アケブ」である。こちらでは アケビと言うようだが 

吾が田舎では「アケブ」と呼ぶのが一般的です。

        令和4年10月17日

14.スパーリング その3(82-36)について〈先頭固定表示〉

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今回は立ち方とについて説明します。

これは左右への動きを重視した立ち方になります。

套路では前後への動きを重視した立ち方になり

脚幅は前後に開いたものとなるのですが 

左右への動きを重視した立ち方になると左右に開きます。

動く時も脚の踝を意識して横に動きます。

勿論これは初心者用のもので

慣れたら自由に動きます。

構えは 左半身の場合、左の胸(乳)に中心線が来る様に意識します。

手は左を高め、右はやや引いて低めにします。

左胸の(乳)の中心線をガードする様に構えます。

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令和4年10月13日

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