腰を創るとか、腰を使うとか言うのは吾々
日本人には馴染みの深い言葉です。
それは 昔からそのような身體運用をして来たからでしょう。
腰が入っているとか 腰を入れるという言い回しは
現在でも普通に使って居ますからね。
しかし實際に腰を創るには、というと
その具體的なやり方は歴史の彼方に霞んでいます。
そこで参考にしたのが 刀を腰に挿すと言う動作です。
刀を腰に挿すと 否が応でも半身にならざるを得ません。
するとほとんど自動的に腰が出来るのです。
また 刀を抜くという動作は腰を開きます。
腰を回さずに引く、と言う動作は
現代的な身體運用では難しいのですが
刀を抜く事で割と簡単に出来ます。
このために刀を抜くという動作を繰り返すことで
腰を創る事が出来る様になるのです。
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令和六年三月二十日