以前からやろうと思ってた太極拳の棍法を始めました。
身心を調えるのと
棍の基本的な扱い方を身に付けるのに手頃です。
武技を身に付けるのに
素手だけでは理解し難いところがよくわかりますし、
ゆっくり動きますので
自分の理解が浅かった所もハッキリして
身體の隅々まで意識が通る様になります。
ただ 精神的には疲れますね。
しかし そのせいで素手の武技にも良い影響を及ぼし
技のキレも良くなります。
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令和五年七月四日
以前からやろうと思ってた太極拳の棍法を始めました。
身心を調えるのと
棍の基本的な扱い方を身に付けるのに手頃です。
武技を身に付けるのに
素手だけでは理解し難いところがよくわかりますし、
ゆっくり動きますので
自分の理解が浅かった所もハッキリして
身體の隅々まで意識が通る様になります。
ただ 精神的には疲れますね。
しかし そのせいで素手の武技にも良い影響を及ぼし
技のキレも良くなります。
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令和五年七月四日
前回までの話で
吾々は兎に角、
何が何でも氣のレベルを上げる必要があるという事が
理解できると思います。
筋トレみたいに外からの働きかけでするトレーニング
所謂、外功法ではなくて
内から 呼吸法に意念と運動を合わせて働きかける
内功法を實用に耐え得るレベルまで仕上げる事ですね。
ただ内功法は人によっては
どうしても受け付けぬ者もあります。
縁がなかったという事です。
無論 当たり前ですが 内功法との合性が良い人でも
五年や十年くらいの稽古で
どうにかなる様なシロモノではなく 二十年、三十年で
どうにか實用になるといった感じです。
まあ 五年、十年でもそれなりに使えはしますが。
焦らずに氣長に修行する事です。
令和五年六月二十九日
先日 運氣を上げるホクロ
という記事を目にしました。
何でも付けボクロでも
効果があるという触れ込みです。
早速試しました。
効果は覿面です。ありました。
色々と試して見て氣が付いた事があります。
ホクロの位置、数で効果に差があるという事です。
それから氣のレベルが上がると
突きや掌打の威力が上がります。
もう一つ驚いたのが氣のレベルが上がると
関節技が効き難くなる事です。
というわけで八卦掌や太極拳、形意拳では
氣のレベルアップが出来ないと
そもそも拳法として役に立たないという事です。
この付けボクロを研究することで
思いも寄らぬ成果がありました。
あとは套路をやるのもそうですね。
ただ 套路を氣のレベルアップにするのは
結構大変ですね。
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令和五年六月二十日
写真は笹百合です。
巷間 素手の格闘術から武器を使っての格闘術へと
進化して行ったように語られる事が多いのですが
實際は少し異なる様です。
人類進化の歴史から類推して
素手から武器術へと進化して行った様に思われがちなのですが
現在使われている素手の格闘術は
原始人の素手の格闘術から発展してきたものではありません。
正確には原始人の素手の格闘術から
武器(道具)を使った格闘術へと進化した後
もう一度素手の格闘術へと変化しています。
これは一つには武器を持ってない状況で
闘わざるを得なくなった時、
二つ目は持ってた武器が破損したりして使えなくなり
やむなく 素手での格闘になってしまった場合などが挙げられます。
その場合できるだけ武器を扱った経験が活かせる様
素手の格闘形式を整えた様です。
これは少し深く研究すれば誰でも氣が着くと思います。
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令和五年六月十三日
余りにも簡単過ぎて笑ってしまいそうですが
これが意外と出来ていないのです。
太極拳の套路で見かけるのですが
爪先が 明後日の方向を向いたままの人が
結構います。
その原因は二つあると思うのです。
一つは 例えば馬歩から左弓歩にする時ですが
右脚の爪先を内側に向ける時、
體重がしっかりと左脚に移っていたら
右脚は自由に動けるはずです。
それが出来ないのは、
つまり左脚への體重移動が
しっかりと出来ていないという証拠ですね。
そのために突きや掌打の威力が
充分発揮出来ないのです。
もう一つは
右の爪先を動かすタイミングが
よくわからないのです。
これは右足に體重を掛けているのを
左脚に移す時、少し左脚に重さが架かったら
右は少し楽になります。
その時 踵を軸に爪先を上げ内側に向けます。
爪先を着け 重心を徐々に左に移していきます。
この時 體幹と拳打、掌打を
重心の移動と連動させるのです。
一見簡単そうに見えますが
これが正確に出来ている人は少ないのです。
(出来ていたら軽い一打で相手を打ち倒せます。)
これだけでも拳や掌打の威力は増しますが
右爪先が内側に向いていたら、
打った拳や掌打の反動を後脚の踵に伝え、
それを再び拳とか掌打に反撥させることで
更なる威力の増強が望めます。
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令和五年六月七日
鋸を使って説明します。
動画を見て貰えば一目瞭然です。
引くのと押すのと二つの方向に同時に力を加えます。
このイメージで崩します。
触れると崩れるということは
一点に複数の方向に同時に力を加えるということです。
脳はこれを感知できないのです。騙されるのです。
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令和五年五月三十一日
今回のテーマもちょっと面白いです。
闘いの前に相手が攻撃できないように
封じるという事を前回云ったと思いますが
それには幾つかの方法が考えられます。
力で封じるというのを先ず考えつきますが
もっとスマートな方法があります。
其が「脳を騙す」という方法なのです。
人間の脳は同時に二つ以上の方向に働く力は
認識出来ないと言われております。
このやり方で相手に接触しながらバランスを崩し、
不安定にし、攻撃できないようにするのです。
無論相手も簡単にはそうはさせてくれないでしょう。
練習あるのみです。
初心のうちでは難しくても徐々に上達します。
此処まで来るとこちらは自在に攻撃できますから
相手への攻撃はしなくとも「勝負あり」でしょう。
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令和五年五月二十三日
實際に闘いを始める前にやっておく事があります。
どの様な場合でも必要なのですが
終始闘いの主導権は自分が持っておくという事です。
ですから不用意に相手に攻撃をさせてはいけません。
相手からは攻撃を出来難い様にしておく必要があります。
仮に相手に攻撃をさせる場合でもこちらの意図する場所、
タイミングでさせるようにするべきなのです。
その様なことが可能なのかと思われるでしょうが
それを可能にしたのが太極拳、八卦掌、形意拳なのです。
勿論百パーセント可能な訳ではありませんが
その様な意図で拳法体系が形創られているのです。
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令和五年五月十五日
取り敢えず「刀を抜く」のテーマは一区切りします。
「刀を抜く」ということを研究していてわかったのですが
これは思ってた以上に深い内容を持っているようです。
「刀を抜く」という動作は
拳や掌打を打つ時の身體操作と酷似しています。
歩きながら抜き打ちにモノを斬るというのが出来れば
歩きながらの拳打でも
相手が倒れるような打ち方ができるのです。
これは厚さ一寸の杉板を十箇所ほど吊るして
歩きながら割って行くのにも似ています。
身體操作が極まればそれ程困難でもないでしょう。
令和五年五月十一日
相手が自由に動けない状態を創り出しておきます。
具體的には相手に接近し、密着して接触しておきます。
勿論 相手はそれを嫌がり離れようとしますから
こちらは自在に動いて
相手が自由に動けないようにします。
太極拳では貼、粘、連、随と云い、重視してます。
動画では棍を木刀で制し
コントロールしていますが
素手で稽古するよりこのように道具を使う方が理解しやすいし
やりやすいのです。
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令和5年5月1日
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