このテーマも過去、何度か取り上げています。

身體の左右から相手の一点に集中させます。

普通 吾々は自分の正中線から

相手の正中線へと攻撃しますが、

この場合 自分の両脇から相手の正中線目掛けて

打つのを良しとします。

大して変わらない様にも思えますが

實はこれ、大有りなのです。

この様にして放たれた拳は避け難いのです。

僅かに左右にズレるだけなのですが

慣れないと錯覚してしまいミスるのです。

正を避け、斜を打つ拳の完成です。

もう一つこれによるメリットがあります。

それは拳頭を當てやすいのです。

威力が増します。

ただこの時 拳の捻りに注意が必要です。

スコップで土を掬う様にして打ちます。

當る時 掌の内を締め やや下向きに當てる様にします。

これで拳頭が當る様になります。

こうすることで體の左右から拳を放てる様になります。

動画では棒を使って適正な間合いを取らせています。

ホームページURL https://sekijuku.com

令和4年12月6日