拳法の究極の目標は相手を一撃で倒す事にあると思うのです。
いくら速くても 相手より手数が多くても
その威力がなく、相手を戦闘不能に出来なかったら
最後にやられるのは自分です。
その為には一打、一撃で相手を屠る
拳打の威力が求められます。
偶発的な接近戦でモノを言うのは
一打必倒の拳打なのです。
今、ウクライナとロシアが戦っていますが
どうやら戦線は膠着状態に陥っている様です。
こうなると両軍、血みどろの塹壕戦になります。
塹壕の中は狭くジグザグになっていて
ここでの戦いは出合頭の偶発的な戦いになります。
咄嗟に相手にダメージを与えられるもの、
拳骨、棍棒、拳銃シャベル、等だそうです。
咄嗟に相手に一撃を与えられるモノが役立つのです。
悠長に時間を掛けてる暇はないのだと言う事がわかります。
まさに「兵は拙速を尊ぶ」になるのです。
咄嗟に瞬間的に一撃で、となります。
ですからまずやる事は 一にも二にも
拳打の威力を揚げる事となります。
その為の「拳頭を當てる」と言う事です。
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令和4年12月13日