私の所では掌打や拳打は
振動を与えるように撃つように指導しています。
と言うのも直接的な加撃では
相手もそれに対応して筋肉をプロテクターのように堅くして
打撃が効かないようにしてしまうからなのです。
そのため攻撃側はその筋肉のブロックを崩してから
撃ち込まなくてはならなくなり
より一層のパワーを要求される事になります。
一方 振動を与えてやると筋肉は弛み
加撃のエネルギーは内部に浸透しやすくなります。
ここの所は口伝になります。
太極拳の世界では軽く触れるだけで
相手を倒す技がありますが
それはこのような原理によるものなのです。
この振動に合わせて(シンクロさせて)
掌打を放っているのです。
ホームページURL https://sekijuku.com
令和5年1月30日