私のところでは刀を抜くことが

練功法になるような指導をしています。

功を深め、積むのにはいろんな方法がありますが、

これが最も上達を實感し易いですね。

昔の人はよくもまあ この刀を抜くという動作を 

練功法の域にまで昇華させたものだと感嘆します。

右手で抜かず 左手と腰で抜くと言うことです

正拳で突くとき 突き手と反対側の手を引きますが 

この時 引き手を勢いよく引く事で 

背中を何かエネルギーの塊みたいなものが疾るのを

感じますがそれと似てますね。

拳法の勁力による突きと言うのは

このエネルギーの塊を撃ち込むと言う事なのです。

刀を抜くと言うのも勁力を使うようです。

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令和5年3月7日