八卦掌と體術のよもやま話

月: 2024年2月

84-8.  腰の入れ替え

腰の入れ替えをする事により打撃力をUPしています。

 

これはただ脚を入れ替えても何の変化も無いのですが 

腰を入れ替えると言う事が出来ると

腰が極まるため打撃力が上がります。

黒田鉄山先生の著書にこのことが紹介されており

自分で真似してみたら

意外と上手く出来たので拳打に取り入れてみました。

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令和六年二月二十六日

84-7. 半身の効能


半身には想像以上の効能があります。

動画を見て貰えば解りますが

腰が極まるため 體幹がブレずしっかりとしてきます。

動画では進むのを止めようとして居ますが 

半身の場合と 

そうで無い場合とでは全く違うのです。

これは他の動作でも同様です。

丹田に氣を沈めて、と言いますが

吾々 通常の日本人の場合は精神を落ち着かせる 

という以上の意味を感じ取ることは無い様に思います。

それよりも腰を極める 

と言われた方が解り易い様ですね。

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令和六年二月十九日

84-6. 刀を振る

今回久しぶりの動画です。

刀を振る事が按や突きなどの攻撃技に影響を与えるのか否か、

の實験をして見ました。

動画で判る通り想像以上の成果が出ました。

これから解

るのは昔の剣豪たちの素手の格闘能力の高さです。

實は 正直言って素手では空手家には敵わないのでは無いか、

と思って居たのですがどうしてどうして

かなりのレベルを持っているのですね。

つまりは刀の素振りは

拳法の練功法として有効で有る と結論づけられます。

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令和六年二月十二日

84-5. 型を正確に修得する

型の細かい所まで

正確に注意が行き届く様になるのには

結構な時間と手間がかかります。

まず通常の稽古では根氣が続かないでしょう。

肉體よりも先に精神が根を上げます。

特に中年以上の人はそうです。

その為には一つ一つの動作を丁寧正確に

覚えていく必要があります。

急いでやっては駄目です。

一つ一つの形を区切りながら覚えるまで繰り返すのです。

これはかなり単調な稽古になります。

意識は早くやりたがるのですが 

その逸る心を押さえ付けて 繰り返す必要があります。

それは覚悟 と云ってもいいでしょう。

大袈裟ではなく覚悟と呼ばれるものが要求されます。

意馬心猿という言葉がありますが 

まさしくそれで 自分の意識が思う通りにならないのです。

ですから 自ら自分の心に鞭打って

自分の心を従わせるのですね。

それが上手くいくと 

型もわりと楽に覚えられる様になります。

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令和六年二月一日

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