基礎練習の大切さは

いくら言っても 言い過ぎにはならないと思います。

私のところでは最近 

纏絲勁の稽古をやっていますが 

これがなかなか大変でした。

皆さん 私の所で稽古し始めて

大體十数年ほど経ちますが

その間色々な稽古をしてきました。

最初はミットを打つ稽古から始まり、

空手の基本稽古を数年、

長拳の稽古が数年、

太極拳の稽古も 陳式、楊式をそれぞれ数年、

その間に八卦掌、形意拳

棍に剣をと、と盛り沢山です。

これらは 大学における一般教養課程のつもりでやりました。

そして拳法一般の全體像が 大凡掴めた所で 

いよいよというか やっと纏絲勁の本格的な稽古です。

もっと早くやりたかったのですが

理解が追いつかず、身體の運用も

おぼつかず、で現在に至ります。

ただ、拳法の一般教養課程の修得に

タップリ時間と手間をかけたお陰で

今は面白いくらいに上達しています。

これは早い時期に

纏絲勁の稽古をしなかったおかげです。

本当言うと 

この一般教養に 二十年以上かけても良かったかもしれません。

しかし この歳になって 

後どれくらい寿命が残ってるかわかりませんので

まあこれくらいかな、と思っています。

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令和六年十一月二十七日