今回は今年最後のブログになります。
組手や対打を稽古する場合
難題になるのが 相手の攻撃にどう対応するか、
と言う根本問題に行き當たります。
シロートほど相手の攻撃に対応出来ない場合が
殆どのですから。
今回は 拳打に限って説明してみます。
相手の拳の速さは初心者ほど
目で追えないのです。
慣れたらそれほど速くもないのですが、
初心者ほど 恐怖の為にパニックを起こし
盲になってしまうのです。
これをどうにかしなければなりません。
拳の動きをよく観察してみると
拳そのものの速さは目で追えないのですが
手首や小手、肘の付近の速さは
それ程でもありません。
それで此処に目を付けます。
つまり拳を見るのではなくて、
手首や小手の付近をみると初心者でも
見えます。
そこで小手付近を狙って対応します。
これなら初心者でも
何とかなりそうですね。
もう一つは動きのタイミングです。
これは飛び込む様に動くのではなく
滑る様にします。
手は伸ばして差し込む様にするといいですね。
身體は半身です。
相手が来るのを待って動くのではなくて、
こちらから迎えに行くように動きます。
慣れると相手の動き出すタイミングが
判断できる様になります。
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令和六年十二月二十四日