八卦掌と體術のよもやま話

月: 2025年6月

85-24. 形意拳に纏絲勁を使う

劈拳に實際に使ってみました。

動画を見て下さい。

掌の平をそっと前に出し

捻るだけです。

掌の平そのものは

前に出しているだけです。

しかし 前脚の踏み込みが有りますから 

掌は掌打となっている訳で有ります。

崩拳でも

拳そのものは前に出しているだけですが

前脚の踏み込みが有りますから

(拳で突いてる意識はなくとも 推進力発生しております故)

正拳中断突きと

なっております。

ホームページ リンク先   🅾️ https://sekijuku.com

令和七年六月二十三日

85-23.氣を調えると謂う事

居合刀を抜く稽古をしていると

思う様に抜けない事が 

よくあります。

これは

左手での鞘を引く動作が

不完全なために起こるのです。

一般には

『腰を開け』と言われているものです。

これを無くすためには 

ゆっくりと 丁寧に刀を抜く

稽古を繰り返すしかありません。

まず 腰を開き、

左の手で鞘を引き、

それから右の手で刀を抜く、

といった動作をゆっくり、

丁寧に、愚直に繰り返す事です。

決して速く勢いよく抜く、

といった稽古では無いのです。

この動作をしていると氣が調ってきます。

それから氣が乱れぬ様に注意し、

徐々に早くしていきます。

まぁ、氣が調ってくると

速くする必要もなくなってしまうのですが。

これも氣功となります。

ホームページ リンク先   🅾️ https://sekijuku.com

令和七年六月十九日

85-22.礼儀作法と氣功

以前から感じてた事なのですが 

礼儀作法と氣功は 

かなり密接な関係に

有ると思うのです。

古人は人と人とが接する時 

有る動き、動作をすると

とても優美、優雅な感覚を感じることがあり、

やがてそれらが纏められ

整理されて 

礼儀作法として

後世まで伝えられたのだろうと思います。

實際に それらを見てきた訳ではありませんが 

多分そうなのだろうと思うのです。

氣功の稽古をしていると 

それらは氣の流れを整え、

良好にしている事がわかります。

吾が國古来の礼法、

藝道にもそれらが感じられます。

ということで 

これらは そのまま健康法にも連なる訳ですね。

ホームページ リンク先   🅾️ https://sekijuku.com

令和七年六月十一日

85-21.カラダを弛めるの効用

身體を弛めたら良いと云うのは

理解しているつもりでも

實際には如何でしょう。

ここで面白い発見がありました。

それは立ち方です。

真っ直ぐに立たない方が

弛むことがあるのです。

それは八卦掌、

それもシンコウシキ八卦掌を

稽古している時に氣付きました。

身体は多少内側に傾けます。

歩く時は爪先の方向にではなく、

内側に傾ける様に

歩きます。

これがしっかりと出来る様になると

身體が弛み、

技の効きが格段によくなります。

ただ、今までの癖がつい出て 

真っ直ぐに歩いてしまいます。

慣れる迄 

かなり時間がかかります。

コツはスピンの時 體軸を傾けるのです。

ホームページ リンク先   🅾️ https://sekijuku.com

令和七年六月四日

Powered by WordPress & Theme by Anders Norén