八卦掌と體術のよもやま話

月: 2025年9月

85-36.目

今日の新聞です。

境港市で

水木しげるのキャラクター、ゲゲゲの鬼太郎の

デザインを使って

新しい町おこしをすると言うのがありました。

なんでも「ゲタ」にプリントして使うのだそうです。

バッグにも付けてもOKなのだとか。

最近の人は変わったことをするものだと

感心することしきり。

しかしどうにも奇妙だと思い

よくよく見てみると、

なんと ゲタではなくて タグでした。

いやー、目がイマイチだと

トンデモない間違いをするものですな。

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令和七年九月二六日

85-35.ピッチ

今回はピッチの修得法を二種類紹介します。

通常は正拳中段突きで説明していますが 

それだと理解、修得が難しい様です。

正拳の捻り具合と

進み具合の兼ね合いで

説明しているのが一般的です。

ピッチとは

一回転する間で

何センチメートル進んだのかを表すものてす。

正拳中段突きでの修得が難しいのは 

肘を伸ばす動作と 

正拳を捻る動作の

異なった動作を 

同時に行うからです。

タイミングが合わないのです。

これを同時に行う必要があります。

もう一つは崩し等に使われるもので 

捻りだけで動き、

肘の伸ばしはありません。

小手の捻りで相手を潰し、

太極拳の推手でよく使われます。

小手が九十度回転する間に

二十センチメートルほど動いています。

動画を参考にして下さい。

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令和七年九月十七日

85-34.トイガンを使って(続)

前回の続きです。

トイガンを使った捻りの稽古です。

捻りそのものは何処でもやっていますが、

理解の深さに差があるようです。

それはピッチの事なのですが 

一回転する間に

何センチメートル進んだのか、

と言う事です。

厳密には一回転と言うことはなく、

半回転、もしくは四分の一回転する間に

何センチメートル進んだのか、です。

通常の捻りの稽古では

捻りの速度が早過ぎるのです。

1センチメートル、もしくは

それ以下の距離で捻りが終わっています。

仮に

半回転で四十センチメートル進むものとします。

普通の場合、1センチメートルか

それ以下の距離で捻り終えていて 

残りの三十九センチメートル位は

ストレートで進んでいます。

これでは捻りの意味はありません。

四十センチメートル掛けて

ゆっくり進まないと意味がありません。

捻りの回転速度を

ゆっくりする』為の目標です。

この場合、

目印は 目立つ方が良いのです。

そのためのトイガンです。

ここがしっかり、正確に出来てたら、

つまり自分の肘から先の 

身體操作が

しっかり出来てたら

素晴らしい威力を発揮できます。

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令和七年九月九日

85-33.トイガンを使って

トイガンを使って捻りの稽古をすると 

捻りの途中経過がよく判ります。

本當はこんな物、

使わなくとも良いのでしょうが

現實は残念なレベルです。

トイガンを使うと

捻りが正確に出来るのに 

素手だと全くお粗末な状態です。

それと捻りが正確に極まると 

触っただけで相手が崩れます。

筋力、腕力は

不要と言っても良いくらいです。

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令和七年九月四日

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