写真は笹百合です。
巷間 素手の格闘術から武器を使っての格闘術へと
進化して行ったように語られる事が多いのですが
實際は少し異なる様です。
人類進化の歴史から類推して
素手から武器術へと進化して行った様に思われがちなのですが
現在使われている素手の格闘術は
原始人の素手の格闘術から発展してきたものではありません。
正確には原始人の素手の格闘術から
武器(道具)を使った格闘術へと進化した後
もう一度素手の格闘術へと変化しています。
これは一つには武器を持ってない状況で
闘わざるを得なくなった時、
二つ目は持ってた武器が破損したりして使えなくなり
やむなく 素手での格闘になってしまった場合などが挙げられます。
その場合できるだけ武器を扱った経験が活かせる様
素手の格闘形式を整えた様です。
これは少し深く研究すれば誰でも氣が着くと思います。
ホームページURL https://sekijuku.com
令和五年六月十三日