稽古をしていると
ある時にパーっと閃くこはとがあります。
これを量質転化をするといいます。
沢山の量の稽古の積み重ねで
内容が質的に変化したものです。
これは物質面だけに起こるものではなくて
精神面ででも起こります。
それの一つがここに書いた
母は母ははは母「悟る」という現象です。
パーっと閃くように
一瞬にして全てがわかるものです。
ここで全てと書きましたが
正確には「ある特定のこと」
その事に関する全てという事です。
そうすると
稽古と言うものは肉體面、
精神面の向上と言うだけではなくて、
悟る事を引き出すため、
とも言えます。
肉體面の変化、
例えば 巻藁の正拳突きで
拳ダコを作ると言うことをしなくとも
拳ダコを作った正拳と同等以上の
突きの威力を出せると言うことで
少しは説明になるでしょうか。
このレベルになると
稽古はあることが意識出来るか
否か
と言う一点に絞られて来ると言うわけです。
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令和六年八月七日