今回、うねりの説明に行く予定でしたが 

もう少し 捻りの事について説明しておきます。

雲手から單鞭への套路で修得します。

要点だけ説明します。

まず 雲手を数回して 左足を出します。

一、右爪先を内側に捻る。

二、右太腿を内側に内転させる。

  左手は右肩に當てておくと良い。

三、胴體を左に捻る。

  この時 臍が進行方向を向くと良い。

四、胴體を右に戻す。臍が斜め前になる。

五、左手で掌打を放つ。

以上 五段階の動作になります。

當然のことですが 

このままでは發勁になりませんので

五段階の動きが身に付いたら 

四番目と五番目の動きを同時に行います。

四段階の動作になります。

實際に人に対して 軽く放ってみて 

効果があったらヨシ、とします。

効果が感じられなかったら 

また元に戻り 五段階の動作を繰り返す訳です。

レベルアップすると謂うのは 

より少ない動きで効果が出せると謂うことです。

上手くいかなかったら

また元に戻り 

前の段階の動きを繰り返します。

四段階の動作で

効果的な發勁が出せる様になったら 

三、四、五、の動作を

連続して出来る様にします。

ここでのポイントは出来ない時 

前の段階に遡って 稽古すると謂う所にあります。

これが上手くいったら

殆どの技術の修得が可能になると謂う訳です。

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令和六年十月二十二日