鋸を使って説明します。
動画を見て貰えば一目瞭然です。
引くのと押すのと二つの方向に同時に力を加えます。
このイメージで崩します。
触れると崩れるということは
一点に複数の方向に同時に力を加えるということです。
脳はこれを感知できないのです。騙されるのです。
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令和五年五月三十一日
八卦掌や太極拳、形意拳を使った護身術をやっています。
鋸を使って説明します。
動画を見て貰えば一目瞭然です。
引くのと押すのと二つの方向に同時に力を加えます。
このイメージで崩します。
触れると崩れるということは
一点に複数の方向に同時に力を加えるということです。
脳はこれを感知できないのです。騙されるのです。
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令和五年五月三十一日
今回のテーマもちょっと面白いです。
闘いの前に相手が攻撃できないように
封じるという事を前回云ったと思いますが
それには幾つかの方法が考えられます。
力で封じるというのを先ず考えつきますが
もっとスマートな方法があります。
其が「脳を騙す」という方法なのです。
人間の脳は同時に二つ以上の方向に働く力は
認識出来ないと言われております。
このやり方で相手に接触しながらバランスを崩し、
不安定にし、攻撃できないようにするのです。
無論相手も簡単にはそうはさせてくれないでしょう。
練習あるのみです。
初心のうちでは難しくても徐々に上達します。
此処まで来るとこちらは自在に攻撃できますから
相手への攻撃はしなくとも「勝負あり」でしょう。
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令和五年五月二十三日
實際に闘いを始める前にやっておく事があります。
どの様な場合でも必要なのですが
終始闘いの主導権は自分が持っておくという事です。
ですから不用意に相手に攻撃をさせてはいけません。
相手からは攻撃を出来難い様にしておく必要があります。
仮に相手に攻撃をさせる場合でもこちらの意図する場所、
タイミングでさせるようにするべきなのです。
その様なことが可能なのかと思われるでしょうが
それを可能にしたのが太極拳、八卦掌、形意拳なのです。
勿論百パーセント可能な訳ではありませんが
その様な意図で拳法体系が形創られているのです。
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令和五年五月十五日
取り敢えず「刀を抜く」のテーマは一区切りします。
「刀を抜く」ということを研究していてわかったのですが
これは思ってた以上に深い内容を持っているようです。
「刀を抜く」という動作は
拳や掌打を打つ時の身體操作と酷似しています。
歩きながら抜き打ちにモノを斬るというのが出来れば
歩きながらの拳打でも
相手が倒れるような打ち方ができるのです。
これは厚さ一寸の杉板を十箇所ほど吊るして
歩きながら割って行くのにも似ています。
身體操作が極まればそれ程困難でもないでしょう。
令和五年五月十一日
相手が自由に動けない状態を創り出しておきます。
具體的には相手に接近し、密着して接触しておきます。
勿論 相手はそれを嫌がり離れようとしますから
こちらは自在に動いて
相手が自由に動けないようにします。
太極拳では貼、粘、連、随と云い、重視してます。
動画では棍を木刀で制し
コントロールしていますが
素手で稽古するよりこのように道具を使う方が理解しやすいし
やりやすいのです。
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令和5年5月1日
手首を振って拳を打ち出すやり方は
グローブを嵌めていても使えます。
ただ このやり方は通常以上に
肘を柔らかく使うことを要求されますが。
肩、肘をうまく使うというのは
肘を内側に入れ、肩甲骨と連動させるのです。
普通拳を打つときにはそれほど肩甲骨を意識しませんので
だいたいは上手くいきません。
氣長に稽古して下さい。
動画では相手が後方に跳ばされていますが
兎に角力まないことです。
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令和5年4月24日
手を開き掌を上に向けます。
手首は軽く曲げておきます。
手首を翻しながら軽く拳を握り
人差し指の第二関節を突き出すようにします(中指でも可)。
針が糸を導くように 人差し指の第二関節が
手首、肘、肩を引きづり出すようにします。
肘は柔らかくし内に入れます。
肘が固いと この拳は効きません。
この時 肩甲骨も連動すると良いですね。
手首の振り出しで背骨から肩甲骨、肘、手首
拳尖と連動するわけです。
全身の脱力との連関で稽古して下さい。
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令和5年4月20日
文字通り柔らかい拳です。
通常の拳は堅いモノを叩く拳ですが
こちらは柔らかいモノを打撃するのに適した拳です。
柔らかなモノを突き刺さすようにするのと、
瞬間的に加圧して細胞膜を破断させる
ようにするやり方とがあります。
突き刺すやり方は
人差し指か中指の第二関節を突き刺します。
破断(もしくは断裂)させるやり方は
拳面(人差し指から小指までの付け根から第二関節までの部分)で
瞬間的に加圧します。
どちらも堅いモノを叩き潰すような稽古を
ある程度やってから
柔らかい拳の稽古を始めた方が良いかと思います。
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令和5年4月11日
今回のテーマはシンクロですが
吾が國では
拍子を合わせると云ってもいいかもしれません。
まず左右に揺り動かします。
次にその動きに合わせて
左右どちらかに推し跳ばします。
やってみると分かるのですが
思ったように動いてくれません。
左右の動きのリズムに合っていないのです。
落ち着いて何度か揺り動かして
合うまで揺すってやります。
なおリズムに合っていても
跳ばそうとして
大きく動かし過ぎるとリズムが乱れますので
十センチから十五センチメートルほど
大きくするくらいで良いでしょう。
慣れたら左右どちらかに一度動かす事で
合わせられるようになります。
そこまで行くと
掌打や拳にも合わせる事が出来るようになります。
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令和5年4月3日
前回の追加捕捉です。
あらかじめ断っておきますが
「崩しの原理」はこれだけでは無く
たくさんあるうちの一つに過ぎませんので
誤解なきようにお願いします。
人間の脳は
同時に二つ以上の動きは感知できないと言われています。
この場合も
水平方向の力は感知できていても
垂直方向の力を感知できていないのです。
水平方向の力には対応していても
垂直方向の力には対応できず
崩されてしまっているのです。
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令和5年3月27日
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