畝る様な動きのことです。
ただ蛇は左右に身をクネらせますが
これは前後にクネらせるので
鯨やイルカの動きに似ていて
鯨動運動と言った方が良いかもしれません。
下からしゃくり上げるような動きです。
この動きを利用して拳打を打ち出します。
動画を参照してください。
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令和4年12月19日
八卦掌や太極拳、形意拳を使った護身術をやっています。
拳法の究極の目標は相手を一撃で倒す事にあると思うのです。
いくら速くても 相手より手数が多くても
その威力がなく、相手を戦闘不能に出来なかったら
最後にやられるのは自分です。
その為には一打、一撃で相手を屠る
拳打の威力が求められます。
偶発的な接近戦でモノを言うのは
一打必倒の拳打なのです。
今、ウクライナとロシアが戦っていますが
どうやら戦線は膠着状態に陥っている様です。
こうなると両軍、血みどろの塹壕戦になります。
塹壕の中は狭くジグザグになっていて
ここでの戦いは出合頭の偶発的な戦いになります。
咄嗟に相手にダメージを与えられるもの、
拳骨、棍棒、拳銃シャベル、等だそうです。
咄嗟に相手に一撃を与えられるモノが役立つのです。
悠長に時間を掛けてる暇はないのだと言う事がわかります。
まさに「兵は拙速を尊ぶ」になるのです。
咄嗟に瞬間的に一撃で、となります。
ですからまずやる事は 一にも二にも
拳打の威力を揚げる事となります。
その為の「拳頭を當てる」と言う事です。
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令和4年12月13日
このテーマも過去、何度か取り上げています。
身體の左右から相手の一点に集中させます。
普通 吾々は自分の正中線から
相手の正中線へと攻撃しますが、
この場合 自分の両脇から相手の正中線目掛けて
打つのを良しとします。
大して変わらない様にも思えますが
實はこれ、大有りなのです。
この様にして放たれた拳は避け難いのです。
僅かに左右にズレるだけなのですが
慣れないと錯覚してしまいミスるのです。
正を避け、斜を打つ拳の完成です。
もう一つこれによるメリットがあります。
それは拳頭を當てやすいのです。
威力が増します。
ただこの時 拳の捻りに注意が必要です。
スコップで土を掬う様にして打ちます。
當る時 掌の内を締め やや下向きに當てる様にします。
これで拳頭が當る様になります。
こうすることで體の左右から拳を放てる様になります。
動画では棒を使って適正な間合いを取らせています。
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令和4年12月6日
このテーマは過去にも何度も取り上げていますが
この後も何度でも取り上げ説明していきます。
というのも これはそれくらい重要
且つ重大なことなのですから。
吾々の手の甲を見てください。
拳を創ると更によくわかるのですが
手首から指の付け根にかけて末広がりになっています。
この末広がりという事が曲者なのです。
指の付け根付近を當てる様にしてパンチを打つと
パンチの正面は更に拡がってしまいます。
パンチは面より線、線より点になるように打つ方が
威力は増すと言われているのに
これでは逆ですね。
ここのところは詳しく説明すると面白いのですが
長くなるので割愛します。
空手の拳胝も
そのままでは思ったほど効果が感じられない、
というのもこれで説明出来ます。
ボクシングではこの問題をどう解決しているのかと言うと、
パンテージという包帯みたいなものを巻いています。
吾々はどの様にして解決しているのかと言うのは
次回にします。
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令和4年11月30日
今回はファブリーズを使って おもしろい實験をしてみました。
以前からファブリーズには興味深い話がある
ということを聞いていたので
今回、試してみました。
動画も撮ってみました。
最初は除菌と消臭効果のある通常のファブリーズ、
二本目はアルコール入りの除菌.消臭剤スプレー、
最後のはファブリーズプレミアム。
それぞれ柔軟性、引っ張り合い、按勢で試しました。
一本目は氣安め程度。
二本目はファブリーズではないのですが少ーし効果が見られます。
三本目のファブリーズ.プレミアムです。
氣休め以上のものがありました。
噂では除霊、浄霊の効果があるとか。
本當かどうか
納得するのも、しないのも個人の自由です。
令和4年11月22日

またまた超初心者用のテーマです。
グローブを嵌めてみて あらためて拳の握り方に注意が向きました。
ボクサーがグローブを外して構えているのを見ると
殆どが指を軽く曲げ、特に親指は開いたままです。
いわゆる半握りの状態です。
この状態から當る瞬間に握っても
拳は柔らかいままです。
ボクシング用のグローブを嵌めると
親指が握りにくいのです。
かなり意識して親指と小指を握り込まないといけません。
グローブを嵌めて物體を打つと
かなり意識していても指が開いてしまいます。
しかも自分が意識していないのにです。
これの補正には 拳をゆっくり物體に當てながら
親指と小指を握り直す必要があります。
それから拳頭を當てることです。
拳頭とは拳を握った時の
人差し指と中指の付け根の関節付近です。
慣れない人は第二関節付近を當ててます。
かなり慣れている人でも指の付け根と第二関節の間の指、
手骨を當てています。
拳頭を當ててる人は少ないです。
まともに拳頭を當てると動画の様に人が吹っ跳びます。
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令和4年11月8日
スパーリングの時の構えです。
以前「17」でも説明しましたが追加補足です。
動画を参照してもらうとわかりますが
棒を2本使って意識する線を表しました。
「タテの線」と「マエの線」です。
乳と鼻の線を垂直に貫く線を「タテの線」、
それを前方に伸ばしたのを「マエの線」
と言うことにしました。
前方に出した掌が
「マエの線」を外側から護るようにして
被らないようにします。
後の掌は「タテの線」を後下方から囲むようにします。
風水で言うところの青龍と白虎です。
前方を青龍、後方を白虎とします。
「三尖相照」になります。
實際には構えを見て手直ししてやらないと難しいと思います。
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令和4年11月1日
まず何はともあれ慣れることです。
グローブを嵌めて打ってみる、
それを發き跳ばす。
本人は慣れてるつもりでも テキトーにやってる場合がほとんどです。
パンチを見ずに出鱈目に發じいている。
しかもそのことに氣づいていない。
ユックリのパンチなのですから
よく見たら軌跡が見え、正確に小手の部分に當てて
發じける筈なのに出来ていない。
少し慣れるとダラけて 戯れあっているのですね。
しかも本人達は
真面目に稽古してるつもりなのですからね、いやはや。
そういう自分達の精神状態に氣がつくのもこの稽古の一環ですね。
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令和4年10月26日
文字通り動いているものを視る力である。
歳を取ると衰えて来ると言われているのであるが、
ボクシングのスパーリングではこの能力が重視されるため、
このまではお手上げである。
これをなんとかしようと思って考えてみた。
歳を取るとクルマをユックリ走らせる人が多いのであるが
これは惚けてるからというだけではなく動體視力が衰えて来て
速く走らせると周りが見え難くなり恐怖するからである。
この対応策としてはゆっくり走らせたらいいのであるが
道路上では周りに危険と迷惑を与えるのであるが
スパーリングでは問題無い。
ワン、ツー、ワン、ツー、とゆっくりやるのである。
何しろ ゆっくりなので良く視える。
視えるからそんなパンチは撥い易い。
速く連続して撃ち込まれると、
パニックになって動きはデタラメになり
ミスを連発して自滅してしまう。
當然 技術の向上など夢のまた夢なのであるが
ユックリ動くことで動きが視える様になり対応できるのである。
またユックリの動きに対応できる様になると
自信がつき もう少し速くしても
目がついて来る様になるのである。
こうなればシメたものである。

この写真は「アケブ」である。こちらでは アケビと言うようだが
吾が田舎では「アケブ」と呼ぶのが一般的です。
令和4年10月17日
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