八卦掌と體術のよもやま話

投稿者: sekijuku@hakkeshou.com Page 8 of 16

八卦掌や太極拳、形意拳を使った護身術をやっています。

84-35.説明と修得

技を詳しく 解り易く説明してもらうと 

殆どの人は

それで もう技を身に付けられた

と錯覚してしまうのです。

技を理解するのと 

身に付けるのとでは次元が違う、

と言うのがどうしてもわからないのです。

だからいつまで経っても

技を使えないままなのです。

掛け算の九九を例に取って説明します。

掛け算を身につける時には 

九九を暗記する事から

始まります。

ここはもっと詳しく説明すると

面白いのですが 長くなるので省略します。

21=2

22=4

23=6

………………と習います。

この時この九九を一度 

もしくは数回習っただけで

九九が身につくと考えてる人は

まずいないでしょう。

完全に覚えるまで 

それこそ数限りなく繰り返したと思います。

そして覚えたら自由自在に操れるのです。

解りますか?この論理が。

ここのところを失念 

もしくは無視してるところに

現代の落ちこぼれがあると思うのです。

技を身に付けるときにも この論理は働くのですよ。

技を解り易く説明してもらったら

もう身に付いたと短絡してしまうのです。

身に付けるのはまた別のものなのに。

ちなみに掛け算を身につけるのに

九九というやり方を編み出した

昔の人に感嘆します。

ではまた。

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令和六年九月九日

84-34. 纏絲による勁の發し方

今回は雲手から單鞭に移行しながらの

纏絲のやり方です。

動画を参照して下さい。

拗歩の場合の纏絲は比較的簡単ですが 

順歩になると

難易度が急上昇します。

それで特に單鞭のところを

重点的に稽古してます。

單鞭のところを

五つに分けて稽古するところがポイントです。

胴體を順體にするところが特に難しいですね。

後脚の大腿部が外に開かないようにします。

後脚の大腿部を開いた稽古は

簡単に出来るのでここでは省略します。 

また後脚の大腿部を開いた場合は

勁を遠くに撃ち出せません。

またここで稽古している纏絲勁の發し方は

二つあります。

通常の纏絲勁と

形意拳で多用される袖絲勁です。

詳しい説明は後程。

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令和六年九月三日

84-33.劈拳の中身(続)

動画がなくて不便かも知れないのですが

説明してみます。

まず三體式を造りますが

ここまでは以前説明してますので

今回は省きます。

左手を下ろしながら引き寄せますが 

この時 粘るものをなぞるようにします。

そのまま 左手を拳に変え 

臍から口元まで上げ 

前方に突き出します。

腰、肩を入れ 

半身になって突き出すようにします。

左半身です。

同時に 

左足を外側に捻りながら前に出します。

きちんと捻れていると

これだけで相手を突き跳ばせます。

距離、勢いも要りません。

それから 右手を掌に変えながら

左の上に添って出します。

この時 左手は右臂の背に沿って下ろすのですが 

右肘の関節に掌を下にして(拊掌)添えます。

この時 右足を引き寄せるのですが 

これが難題です。 

體は半身のままで 

重心を前足に引き寄せるのです。

後脚を引き寄せると重心も移動します。

ここは

直接指導で わかってもらうしかありません。

今日はここまでにします。

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令和六年八月二十九日

84-32. 劈拳の中身

五行拳の劈拳の中身を説明してみます。

まず劈拳の分解練習をします。

次に如何にして

威力(勁力)を出すかを考察してみました。

後脚の引き寄せで重心を前に移動させ、

それで威力を出します。

身體を前に出す時の勢いではなくて、

重心の移動のみで發勁します。

後脚で蹴ってもダメです。

慣れるまで結構時間が掛かり大変です。

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令和六年八月十九日    

  

84-31. 創作 太極拳

八月十一日 山の日 

大台ヶ原に行ってきました。

この動画は 

その時 標高千四百メートル付近で撮影したものです。

少し肌寒くて

太陽の光が恋しくなるくらいの気候でした。

この太極拳のベースになっているのは

台湾の双辺太極拳です。

それをもとに

色々アレンジしてみました。

この太極拳は八卦掌が

その套路の構成に大きく影響しています。

それ以外にも

形意拳の影響も見られます。

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令和六年八月十二日

84-30.悟る?

稽古をしていると 

ある時にパーっと閃くこはとがあります。

これを量質転化をするといいます。

沢山の量の稽古の積み重ねで

内容が質的に変化したものです。

これは物質面だけに起こるものではなくて

精神面ででも起こります。

それの一つがここに書いた

母は母ははは母「悟る」という現象です。

パーっと閃くように

一瞬にして全てがわかるものです。

ここで全てと書きましたが

正確には「ある特定のこと」

その事に関する全てという事です。

そうすると

稽古と言うものは肉體面、

精神面の向上と言うだけではなくて、

悟る事を引き出すため、

とも言えます。

肉體面の変化、

例えば 巻藁の正拳突きで

拳ダコを作ると言うことをしなくとも

拳ダコを作った正拳と同等以上の

突きの威力を出せると言うことで

少しは説明になるでしょうか。

このレベルになると

稽古はあることが意識出来るか

否か

と言う一点に絞られて来ると言うわけです。

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令和六年八月七日

84-29.後爪先の向き

爪先の向きについて説明します。

套路の單鞭や摟膝拗歩の時 

後脚の爪先の向きが

まちまちの場合が多いのですが

この方向を統一してみました。

踵を軸にして回るのを標準とします。

それ以外のやり方もあるのですが 

まずはこのやり方で行います。

慣れたら 後脚の捻りを

掌まで伝えていくようにします。

體重を抜きながらやる方法から始まり 

體重を少し残す、

更には 殆ど残すやり方など

結構難しいものです。

慣れると後脚の捻りが

威力の向上につながる事になります。

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令和六年八月三日

84-28. 型の意義

型とは「實戦の雛形」と捉える事が

大きいですが 

身體運用の方法として捉える事も

出来ます。

そしてそれにより 

より高度な身體運用能力を

身に着ける事が出来ます。

それも道具 この場合は武器ですが 

を扱うことでより高度な身體の運用が

可能になります。

私は

正式に日本の剣術を

学んだことはありませんので

かえって

諸々のことに氣がつけたと思っております。

今は刀の抜刀と納刀を中心に

稽古しております。

知れば知るほど

奥の深さに魅了されます。

抜刀、納刀が自然に

出来ればできるほど

身體の運用能力が高くなってきているのを

感じさせられます。

そして 

それは形意拳や太極拳の

レベルのアップに繋がっています。

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令和六年七月二十四日

84-27. 運

今回は急遽予定を変更して

米国のトランプ元大統領の暗殺未遂事件について

考えてみます。

一言で言うと

トランプ元大統領はとても運が良かったと思います。

演説中 不法移民問題に触れ、不法移民のデータを確認する為 

右側のスピーチプロンプターに目線を移したちょうどその時に

銃の引き金が引かれたみたいです。

これではゴルゴ13でも仕損じるでしょう。

トランプ元大統領の護衛に當っていた

シークレットサービスは人員不足で 

それまで一週間以上も休みなしだったそうです。

その日は交代で 少しレベルの低い人員が護衛を担黨していたそうです。

それで あちこち警備に穴が空いてたみたいです。

それでも助かるのだから素晴らしいですね。

吾が国の安倍元首相は手製の粗雑な銃で暗殺されましたからね。

寿命が尽きてたのでしょう。

一方のトランプ元大統領は

まだこの世でやる事が残っていて助かったのだと思います。

生き残る時は生き残るし、寿命が尽きてたら

何をやってもあかんのでしょうな。

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令和六年七月十九日

84-26.衝撃が逃げる

前回のブログでも紹介しましたが 

通常の街中での格闘の場合の 

一応の目安は

バケツに四リットルの水を入れて

振り回した時の衝撃で間に合いますが、

さて實際は如何でしょう?  

フルコンタクト空手の試合を見てますと、

試し割りでは カワラやレンガ、氷柱などを割る猛者たちが 

試合では それほどの威力の冴えを

見せてくれないのは 何故か? 

これは技の威力が

減衰しているからではないのでしょうか。

その理由の一つが

技の衝撃力が逃げている為だろうと思うのです。

突きや蹴りが當った瞬間 

相手の體が後に動いています。

この時 衝撃が逃げているのですね。

倒れたり 壁に押しつけた相手に 

突きや蹴りを放つと威力が増す事を 経験上知っています。

これは威力が逃げないからなのです。

これを突き技に取り入れます。

下向きに突く様にすると逃げません。

もう一つは突きの衝撃力の計算から判るのですが 

突きの速度を上げる事です。

速度の二乗に比例しますから。

ただ吾々は 此れとは別のやり方を取ります。

質量を上げるのです。

拳ではなく、體重を利用するのです。

腕は腕の筋力で突くのではなく

體の重さを伝達するための導体として利用します。

このためには太極拳の様に

ゆっくり動いた方が突き技を修得しやすいでしょう。

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令和六年七月九日

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