手首を振って拳を打ち出すやり方は
グローブを嵌めていても使えます。
ただ このやり方は通常以上に
肘を柔らかく使うことを要求されますが。
肩、肘をうまく使うというのは
肘を内側に入れ、肩甲骨と連動させるのです。
普通拳を打つときにはそれほど肩甲骨を意識しませんので
だいたいは上手くいきません。
氣長に稽古して下さい。
動画では相手が後方に跳ばされていますが
兎に角力まないことです。
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令和5年4月24日
手首を振って拳を打ち出すやり方は
グローブを嵌めていても使えます。
ただ このやり方は通常以上に
肘を柔らかく使うことを要求されますが。
肩、肘をうまく使うというのは
肘を内側に入れ、肩甲骨と連動させるのです。
普通拳を打つときにはそれほど肩甲骨を意識しませんので
だいたいは上手くいきません。
氣長に稽古して下さい。
動画では相手が後方に跳ばされていますが
兎に角力まないことです。
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令和5年4月24日
手を開き掌を上に向けます。
手首は軽く曲げておきます。
手首を翻しながら軽く拳を握り
人差し指の第二関節を突き出すようにします(中指でも可)。
針が糸を導くように 人差し指の第二関節が
手首、肘、肩を引きづり出すようにします。
肘は柔らかくし内に入れます。
肘が固いと この拳は効きません。
この時 肩甲骨も連動すると良いですね。
手首の振り出しで背骨から肩甲骨、肘、手首
拳尖と連動するわけです。
全身の脱力との連関で稽古して下さい。
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令和5年4月20日
文字通り柔らかい拳です。
通常の拳は堅いモノを叩く拳ですが
こちらは柔らかいモノを打撃するのに適した拳です。
柔らかなモノを突き刺さすようにするのと、
瞬間的に加圧して細胞膜を破断させる
ようにするやり方とがあります。
突き刺すやり方は
人差し指か中指の第二関節を突き刺します。
破断(もしくは断裂)させるやり方は
拳面(人差し指から小指までの付け根から第二関節までの部分)で
瞬間的に加圧します。
どちらも堅いモノを叩き潰すような稽古を
ある程度やってから
柔らかい拳の稽古を始めた方が良いかと思います。
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令和5年4月11日
今回のテーマはシンクロですが
吾が國では
拍子を合わせると云ってもいいかもしれません。
まず左右に揺り動かします。
次にその動きに合わせて
左右どちらかに推し跳ばします。
やってみると分かるのですが
思ったように動いてくれません。
左右の動きのリズムに合っていないのです。
落ち着いて何度か揺り動かして
合うまで揺すってやります。
なおリズムに合っていても
跳ばそうとして
大きく動かし過ぎるとリズムが乱れますので
十センチから十五センチメートルほど
大きくするくらいで良いでしょう。
慣れたら左右どちらかに一度動かす事で
合わせられるようになります。
そこまで行くと
掌打や拳にも合わせる事が出来るようになります。
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令和5年4月3日
前回の追加捕捉です。
あらかじめ断っておきますが
「崩しの原理」はこれだけでは無く
たくさんあるうちの一つに過ぎませんので
誤解なきようにお願いします。
人間の脳は
同時に二つ以上の動きは感知できないと言われています。
この場合も
水平方向の力は感知できていても
垂直方向の力を感知できていないのです。
水平方向の力には対応していても
垂直方向の力には対応できず
崩されてしまっているのです。
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令和5年3月27日
崩しの練習です。
崩しの基本的な考え方を理解してもらいます。
相手の手を取り横(水平方向)に軽く引きます。
次に軽く横に引いたまま下に下げます。
水平方向に引いたまま 垂直方向に力を加えるわけです。
すると崩れるのですが
この時水平方向と垂直方向の二方向 同時に
力を加えないと崩れません。
初心のうちはこの二方向同時にと言うのが難しいと思います。
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令和5年3月22日
體術の指導をしていて氣が着いたのですが
初心者にとっては一定の力を加え続けると云うのは
かなり難しいようですね。
強くなったり弱くなったりして斑が生じます。
相手の手首を引きながら押さえると
崩すことが出来るのですが
一定の力で引っ張ると云う動作が
初心のうちはまずできません。
引っ張ってから押さえるのではなくて
引っ張り続けながら押さえるのです。
さらに引っ張ると云うのは横方向の動きですが、
押さえるのは縦方向の動きです。
異なる方向に同時に力を加える、
と云う動きもまた大変そうです。
もはやこれは筋力云々と言うよりは感覚の問題ですね。
感じる能力が重要視されます。
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令和5年3月14日
私のところでは刀を抜くことが
練功法になるような指導をしています。
功を深め、積むのにはいろんな方法がありますが、
これが最も上達を實感し易いですね。
昔の人はよくもまあ この刀を抜くという動作を
練功法の域にまで昇華させたものだと感嘆します。
右手で抜かず 左手と腰で抜くと言うことです。
正拳で突くとき 突き手と反対側の手を引きますが
この時 引き手を勢いよく引く事で
背中を何かエネルギーの塊みたいなものが疾るのを
感じますがそれと似てますね。
拳法の勁力による突きと言うのは
このエネルギーの塊を撃ち込むと言う事なのです。
刀を抜くと言うのも勁力を使うようです。
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令和5年3月7日
今回のテーマは正拳突きの時の引き手について考えます。
一応知識としては知っていても攻撃することに躍起になり
實際には殆ど顧みられることなく
無視されているような状態です。
めて引き手に注目してみると
これは正拳突きの威力に
大きく影響している事が見て取れます。
正しく引き手が取られると
少ない力でも大きな威力が出せます。
具體的には 突きながら引くと言うよりは
引きながら突くようにするのが良いようです。
このように右手の動きをサポートしたり
強化したりするのに
左手の動きを利用することはよくあります。
もちろん その逆に左手の働きをサポート、強化するのに
右手の助けを借りるのも當然ではありますが。
動画のように形意拳の劈拳、太極拳の單鞭、摟膝拗歩にも
同様の用例が見られます。
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令和5年2月28日
一見すると拳法と何の関係があるのかと思われそうですが、
この刀を抜くという動作を深く掘り下げて研究していくと
思っても見なかった関連が見えてきます。
ポイントは手で抜かないと言うことです。
體捌きで抜くのですね。
これを丁寧に繰り返し稽古することで
胴體を充分に深く使えるようになります。
すると 形意拳の劈拳の掌打とか
太極拳の單鞭の掌打などが上達します。
これは刀の素振りでも同様な効果が出ます。
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令和5年2月22日
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